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2021.12.20
上州・赤岩通り~岩櫃山(803m) <群馬百名山> 2021年 12/18(土)
今年最後の登山は、ちょっと厳しい山行となりました。 今シーズン一番の寒波ならびに冬型の気圧配置となり、岩櫃山にも積雪があり降雪にも見舞われました。
平沢登山口 駐車場~真田道~古谷駐車場~赤岩通り登山口(潜龍院跡)~旧赤岩通り(十二様通り)分岐~赤岩通り分岐~櫃の口(天狗の架け橋)~岩櫃山(803m)~天狗の蹴上げ岩~沢根通り~本丸跡分岐~岩櫃城址~尾根通り分岐~平沢登山口 駐車場
当初は最難関ルートの「密岩通り」から登る予定でしたが、危険すぎると判断して「赤岩通り」から登りました。
赤岩通りは南に面している事もあり、風も穏やかで暖かく感じました。
しかしながら主稜線に出ると、風も出てきてかなり寒く感じました。
山頂への最後の鎖場は強風(10m以上)で、しかも岩には雪が付いていて足元が滑りました。
危険なのでロープ確保をして登りました。
山頂からは360度の大展望、ただし長居は無用、体がどんどん冷えてきます。
下りは登り以上に危なかったので、全員 懸垂下降でおりました。
2週間前に練習した成果が実践で出ました。
それにしても寒かったですね。
岩陰の陽だまりで大休止・昼食としました。
風がなく太陽に当たっていると暖かいですね。
途中、空中懸垂の練習をしてから岩櫃城址に向かいました。
今回は雪山ではありませんでしたが、冬山の厳しさを感じる事ができた山旅となりました。
岩櫃山は色々な事が経験できる素晴らしい「日本百低山」でした。
今年も色々な山に行きましたが、面白かったですね。
コロナ過が終息に向かい、来年こそは北アルプス・那須連峰などに行きたいですね。
それでは、皆様 良いお年をお迎えくださいませ。
2021.12.06
栃木・石尊山周辺(486m) <岩登り講習会> 2021年 12/4(土)
山旅クラブで行っている岩登り講習会は、妙義山の上級者コース・西穂高岳~奥穂高岳などの一般コースの中の国内最難関ルートや藪岩山の縦走(バリエーションルート)などを想定した講習会ですので、クライミングシューズではなく登山靴でのトレーニングとなります。
従いましてルートグレードとしては3級程度ですので、一般的なクライミング講習会と比べてれば簡単なところを登ります。
叶花集会所 駐車場~石尊山登山口~石尊神社奥宮・南西稜下部<実践岩登り講習会>~釈迦岩~見晴らし~石尊山登山口~叶花集会所 駐車場
栃木県足利市の北西にある石尊山周辺には適当な岩場があるので、基本練習に使っています。
先ずはメインロープをハーネスに連結する「8の字結び」を覚えておきましょう。
他にはクルーブ ヒッチやガース ヒッチ・ダブルの8の字結び くらいは出来るようになりたいですね。
3点確保で2~3級程度の岩場の登り降りを繰り返し、慣れてきたらクライムダウンからテンション(ロアーリング)に移行してロープへの信頼感を体で覚えてもらいました。
そして懸垂下降の練習。
初めは平らなところで下降器へのロープのセット、出来るようになったらセルフビレイをセットしてからの一連の流れを練習。
一通りが出来たら、いよいよ岩場のトップへ上がって本格的な懸垂下降。
生まれて初めての懸垂下降は、ちょっと痺れますが慣れれば快適な空中散歩を楽しめるようになります。
基本的な練習を終え、最後は~石尊神社奥宮・南西稜(仮称)を登りました。
グレードは2~3級ですので岩場に慣れている方はロープなしでも登れます。
今回はロープワークの練習でもありますので、短く切って4ピッチくらいを登りました。
複数パーティーですのでランニングビレイ(ヌンチャク)通過時にはロープの架け替えが必要ですし、ラストの方はヌンチャクなどのギア類の回収もあります。
岩稜上部に来たら富士山も見えまして、低山の紅葉も素晴らしいものがありました。
後は尾根伝いに登り、釈迦岩を越えて見晴らしまで行き、大休止と致しました。
下山は一般登山道を使い登山口に戻りました。
途中の登山道から、石尊神社奥宮・南西稜が見えましたが、「あんな所を登ったの!」というくらい急に見えました。
まあ、一歩づつ足を出せば登れるものですね。
また皆で練習しましょう。
2021.11.21
西上州・栗木平~赤久縄山(1523m)<群馬百名山> 2021年 11/20(土)
2021.11.14
榛名山系・水沢山(1194m) 2021年 11/3(水祝)
榛名山系の東端にある水沢山に行ってきました。 ここは私の家から30~40分で行ける最も近い山かもしれません。 前橋・高崎・渋川など県央に住む登山者にとっては大変便利な山で、いつも常連のハイカーやトレーニングの登山者でにぎわっている山です。
水沢観音 大駐車場(597m)~登山道入り口~主稜線(ベンチ)~お休み石~東の肩(石仏)~水沢山(1194m)~東の肩(石仏)~お休み石~主稜線(ベンチ)~登山道入り口~水沢観音 大駐車場
絶対標高差:594m
コースタイムは2時間55分ですので、休みを入れても3時間半~4時間あれば下りてくる事ができます。
歩き始めは杉の植林ですが、途中からは広葉樹林となり季節感も楽しめます。
お休み石までは ゆったりした登山道ですが、ここを過ぎるといきなり急登になります。
所どころ岩場(露岩帯といった感じ)も出てきて飽きさせません。
岩場は良く整備されていて不安感はありません。
東の肩に着けば展望が開けます。
特に東南方面が良く、赤城山~関東平野を見渡すことが出来ます。
ここから一登りで山頂に到着しました。
ここからは西に相馬山・二ッ岳・榛名富士・烏帽子岳なども見えます。
山頂はちょっと狭いですが、方位版もあり山座同定も楽しめます。
山頂から西に進めば、伊香保森林公園をへて伊香保温泉へ下る事もできます。
とにかく いつ来ても沢山の人が登っている山です。
一番の理由は駐車場が大きいという事でしょう。
今回は60リットルザックを背負ってのボッカ訓練をしている人もおりました。
とにかくアプローチの良い山です。
またトレーニングに行きたいと思っています。
2021.11.07
西上州・マメガタ峠~鹿岳(1015m) 2021年 11/6(土)
紅葉の見頃に西上州のラクダのコブのような特異な岩山・鹿岳(かなたけ)に行ってきました。 いつもは四ッ又山もセットで2座登るのですが、今回はユッタリ日程で鹿岳(二ノ岳・本峰・1015m)のみと致しました。
鹿岳登山口 駐車場(435m)~大久保集落~マメガタ峠~鹿岳のコル~鹿岳(1015m・二ノ岳・本峰)~鹿岳のコル~ナメ沢~鹿岳登山口~鹿岳登山口 駐車場
絶対標高差:580m
お蔭でノンビリと休憩を取り、じっくりと紅葉そして展望を満喫した山旅となりました。
鹿岳登山口 駐車場から車道を下り大久保集落の下から登り始めました。
ほどなく登山道となり、沢沿いの道を滝や渓流を眺めながらの登りになりました。
一部植林を交えた沢筋をつめて登り切ったところがマメガタ峠でした。
ここから本格的な縦走路になり展望も開けてきました。
東には下仁田町や富岡市、そして高崎方面も遠望出来ました。
また眼前には一ノ岳が岩壁をまとい大迫力で迫ってきました。
登山道はこの基部を回り込むように付けられています。
ここを登り切ると鹿岳のコルに到着。
念の為 ここでハーネスを付けて最後の難所に備えました。
木製のハシゴ~鎖場~痩せ尾根と頑張り、鹿岳本峰(二ノ岳・1015m・最高峰)に辿りつきました。
※鎖場はカラビナの架け替えで通過しました、ロープ確保はしませんでした。
時間もありましたので、二ノ岳の南峰に行って(ショートロープ)昼食としました。
ここはニノ岳から数分南に下がったところにある岩峰です。
展望は抜群、ただし回りは全て切れ落ちているので要注意です。
岩峰のてっぺんから見る景色は最高でした。
荒船山を始めとした西上州の山々が素晴らしい色合いを見せてくれました。
下山は鹿岳本峰に戻り、同じルートを鹿岳のコルまで下り、そこから鹿岳登山口へと降りて行きました。
途中、時間もタップリありましたので、懸垂下降の練習などを交えてノンビリと下山致しました。
秋は日暮れも早いので、このくらいユッタリした登山が良いかもしれませんね。
時間がありましたので、車で上高原集落へ行ってきました。
途中の高台(畑の中の車道)から鹿岳を西側から眺められる絶景スポットがありましたので写真に収めました。
右から、一ノ岳~二ノ岳(南峰・昼食を取った岩峰)~三ノ岳がカッコ良く並んでおりました。
夕日が当たるともっと綺麗になるそうです。
PS 鹿岳(二ノ岳)から三ノ岳を越えて高原下降点より木々岩登山口に下るコースは上級者向きです。
登山道は未整備で、ルートファインディングも必要かつ岩場のこなしも求められます。
経験者以外は行かない方が良いでしょう。
2021.10.24
西上州・上野村 浜平~諏訪山(1550m) 2021年 10/23(土)
行ってきました、西上州でも最奥にある渋い関東百名山・諏訪山に! 群馬県の上野村はかつて「関東のチベット」と呼ばれていて大変不便な地域でした。 現在もコンビニは一軒もありませんが、上信越自動車道や湯の沢トンネルなどが開通して格段にアプローチが良くなりました。
神流町にも同名の諏訪山(1207m・埼玉県境・ こちらも群馬百名山)という山がありますので、時々混同されてしまいます。
上野村の諏訪山は日本三百名山であり群馬百名山でもありまして、昔からべテラン登山者には人気の山でした。
諏訪山(湯ノ沢・浜平)登山口 駐車場(690m)~湯ノ沢の頭(約1240m)~弘法小屋(撤去されていました)~シモヤツウチグラ(三笠山・約1495m)~諏訪山(カミヤツウチグラ・1550m)~シモヤツウチグラ(三笠山)~弘法小屋(撤去)~湯ノ沢の頭~諏訪山(湯ノ沢・浜平)登山口 駐車場
絶対標高差:860m
最新のガイドブックではコースタイムが6時間40分となっていますので、休憩を入れると行動時間は8時間以上になります。
浜平コースは前半が湯ノ沢沿いの沢を歩き、後半は岩場・鎖場を交えた尾根コースとなります。
湯ノ沢コースでは何度も沢を渡りますので、丸木橋の通過や桟敷橋の登りがあり濡れていると かなり神経を使います。
今回は前日の雨で濡れていて結構滑りました。
おまけにトラバース気味の登山道は外傾していて非常に狭く急ですので、地味ですが危ない登山道が続きます。
湯の沢を登り詰めると、枝尾根に出て もう一登りで湯ノ沢の頭に到着しました。
風が強く寒かったので次のピークの風下で休憩しました。
この辺からシモヤツウチグラ(三笠山)の岩峰群が枝越しに見えました。
ざっくり3つの峰があり、一番右側がシモヤツウチグラ(三笠山)の様でした。
※以前あった廃屋同然の弘法小屋は綺麗になくなっていました。
シモヤツウチグラ(三笠山)の岩峰群の手前の小広場でハーネスを付けました。
その後、ハシゴが3箇所・ロープなどを使いシモヤツウチグラ(三笠山)の山頂に至りました。
ここからの眺めが最高で、実際ここが山頂でもOKですね。
御蓙山・帳付け山・大山・両神山などの長野県境・埼玉県境などの山々が手に取るように見えました。
また2000m以上の山頂部は霧氷になっていて大変綺麗でした。
そしてここからの下りで難所の岩場があります。
今回は古いロープに加え、新しい太いロープが設置してありましので、まずまず安心して登り降りする事が出来ました。
ロープがないと かなり危険な下りになります。
難所を過ぎて後はただ歩くだけですが、小ピークを幾つも越えてやっと諏訪山にたどり着きました。
毎回感じるのですか、この最後のピッチが結構長いのです。
山頂は展望はありませんが、広くてゆっくり休む事ができる所です。
下山も同じコースを下りましたが、湯ノ沢の岩・丸木橋などは乾いてきまして、登りよりは大分 安心して下る事が出来ました。
休憩時間も短くとり、行動時間:8時間10分で行って来る事が出来ました。
ヘッドランプを使わなくて済み、一安心でした。
これからの季節、日没が早いので、早めの下山を心掛けたいですね。
2021.10.13
天神平~谷川岳(オキの耳・1977m) 2021年 10/10(日)
当初は10/9(土)の予定でしたが、翌日曜日の方が天気が良いとの事で1010(日)に変更しました。 その結果は? 全く何も見えませんでした。
ロープウェイ山麓駅=<ロープウェイ>=山頂駅(天神平・1320m)8:40発~熊穴沢避難小屋~天狗の溜まり場~肩ノ小屋~谷川岳(オキの耳1977m)~トマの耳(1963m)~肩ノ小屋~熊穴沢避難小屋~山頂駅(天神平)15:10着=<ロープウェイ>山麓駅
絶対標高差:657m
谷川岳は小学生から登り始めて百回以上来ていますが、こんなに何も見えなかった事は数少ないですね。
雨だとしても西黒尾根や俎グラ山稜くらいは時々は見えるものです。
オキの耳からも、すぐ隣のトマの耳さえも望めませんでした。
しかしながら登山客は大勢登っていて、朝8時の段階で「既に400人以上の方がロープウェイで上に上がりました」と受付の方が話していました。
おそらく500~600人以上の方が山頂を目指したと思われました。
お蔭で岩場・鎖場は大渋滞、下りの方とのすれ違いでも渋滞、大変時間のかかる登山となりました。
山頂からはもちろん視界はゼロ、どこに居るのかもよく分かりませんでした。
山頂標識の横での記念撮影は長蛇の列でしたので、あきらめて山頂直下での記念撮影と致しました。
そんなこんなで、散々な登山となりましたが、体を動かし長時間歩く事で気分はスッキリ、ストレス発散にはなりました。
次回は青空の下で歩きたいですね。
2021.10.04
奥上州・四阿山(2354m) <日本百名山> 2021年 10/2(土)
かつて群馬県嬬恋村方面から盛んに登られていた信仰の道・上州古道を使って山頂に至り、帰路は国の天然記念物・的岩を見学して帰ってきました。
鳥居峠北の林道終点 駐車場(1595m)~花童子の宮跡~古永井分岐~嬬恋清水分岐~主稜線分岐~四阿山(2354m)~主稜線分岐~嬬恋清水~古永井分岐~的岩~鳥居峠北の林道終点 駐車場
以前は鳥居峠(国道144号)から林道終点までの2.5kmを歩かなければならず大変でしたが、最近はゲートが外されて林道終点まで車で入れるようになったので非常に楽になりました。
緊急事態宣言解除後の最初の週末で、凄い混雑を予想して7時に林道終点 駐車場に着きましたが、予想に反して私が一番乗りでした。
天候は台風が北東に抜けて冬型の気圧配置になったようで、中々雲がとれず風も結構強かったですね。
紅葉はウルシやツツジが赤くなりダケカンバやミズナラが色付き始めたといった感じでした。
標高で2000mあたりが見頃といった感じですね。
この山域は植生がはっきりしていて、登り始めはカラマツの植林~シラカバ・ダケカンバの森~コメツガの森~そして山頂付近の灌木帯と実に面白く変化していきました。
帰路に使った古永井分岐から的岩の間にはコメツガの原生林もありました。
またクロマメノキやイチゴなど山の恵みも沢山あり満腹・満足のいく山旅となりました。
加えて下山時は冬型も弱まりまして、槍ヶ岳も見えまして大満足でした。
2021.09.27
越後・清水バス停~威守松山(1214m) 2021年 9/25(土)
新品登山靴の靴慣らしと雪山の下見を兼ねて上越の威守松山(1214m)に行ってきました。 2回ほど行ってますが何れも積雪期(12月・3月)でして無雪期は今回が初めてでした。 場所は巻機山の登山口にあたる清水集落の東にある山で、大分前に登山道も整備されたとういう事です。
※因みに3月に登った時の山頂の写真は、登山教室「山旅クラブ」HPのトップ画面に掲載しています。
清水バス停(595m)~巻機権現社〜第1鉄塔~大神宮様~第2鉄塔(後山・858m・工事中)~分岐(涸沢林道から)~分岐(威守松山登山口へ)~威守松山(1214m)~分岐(威守松山登山口へ)~威守松山登山口(桜坂林道・一橋大学ワンダーフォーゲル部 威守松小屋の上)~桜坂林道~清水バス停(595m)
清水バス停は駐車禁止となっていましたので、馴染みの民宿・泉屋さんに頼んで駐車させて頂きました。
宿泊すると地元の酒・八海山などで もてなしてくれます。
さて夏道ですが、大神宮様までは取り合えず刈り払いがされていましたが、大神宮様から2個目の分岐(威守松山登山口へ)までの間は結構な藪漕ぎがあり、あまり歩かれていない状態でした。
3月に行った時は雪が多くラッレルで藪は完全に雪の下でした。
おそらく雪が締まり始める3月中旬以降が一番登りやすいかもしれませんね。
858m峰(後山)を過ぎると平坦地になり、その後いよいよ威守松山へ向けての急登が始まります。
急登は2ヶ所あり、2ヶ所目は山頂直下です。
山頂は360度の素晴らしい展望です。
1214mしかないのに、この山頂だけは灌木しかなく大きな木は皆無です。
巻機山を初め群馬県境の山々・清水峠などが良く見えます。
展望と言えば、登る途中にも見える大源太山(1598m)がカッコいいですね。
上越のマッターホルンなどと言われていますが、雪が付くとヒマラヤの名峰ジャヌー(北壁)のような感じになります。
下山時に利用した威守松山登山口(一橋大学ワンダーフォーゲル部 威守松小屋)への道は、取り合えず整備されていましたので、一般の方はこの道の往復が無難のようです。
今回で雪のない時の状態も分かりましたので、来年はまた3月下旬くらいに挑戦したいですね。
2021.09.26
上信:菅平牧場~根子岳~四阿山(2354m) 2021年 9/19(日)
根子岳も四阿山も個別では何回となく登っている山ですが、両山をつなげて歩いた事はなく今回初めて縦走してみました。 つなげると結構長くなりコースタイムでは6時間30分くらいになります。 絶対標高差は764mですので大した事はないのですが、結構早めに歩いたので行動時間にして7時間、かなり疲れました。
長野県・群馬県:菅平牧場管理事務所(1590m)~展望台(1756m)~根子岳(2207m)~鬼遊びの庭~大隙間(最低鞍部)~主稜線分岐~四阿山(2354m)~主稜線分岐~中四阿(2106m)~小四阿(1918m)~大明神沢(徒渉・U字溝を伏せた簡易橋あり)~菅平牧場管理事務所
駐車料金は管理料という事で200円かかりました。
ここは四阿山と根子岳への登山口・出発点ですが、圧倒的に四阿山へ行く人の方が多かったですね。
さすが日本百名山です。
私はまずは根子岳を目指して歩きだしました。
根子岳までは丁度2時間くらいだったと思います。
展望は超最高でした。
北アルプス・乗鞍岳・御嶽山、中央アルプス・八ヶ岳、富士山、妙高山・火打山・高妻山などなど本州中央部にある名だたる名峰はすべて見えている感じでした。
さて、根子岳からは一旦大きく下るのですが、鬼遊びの庭~最低鞍部(大隙間)までの間の景観は秀逸でした。
最初は巨岩が散見する岩の展望台で、降りるに従い笹の草原上に変わって行きました、そして最低鞍部の大隙間、ここは帰路に徒渉する大明神沢の源流部になります。
素晴らしい所で、ゆっくりと景色を堪能しました。
ここから主稜線分岐までの登りが今回一番の急登でした。
コメツガの原生林の中を黙々と登りました。
主稜線分岐までくれば何回も歩いている道ですので気は楽でしたね。
四阿山からは浅間山をはじめ群馬県の山々も良く見えました。
山頂は相変わらず大混雑でしたので、カップ麺は作らず、おにぎりだけの昼食にして早々と下山にかかりました。
後は降りるだけと考えていましたが、中四阿~小四阿~明神沢(徒渉)は大変長く感じました。
中四阿は岩の山頂へは寄れず(植物保護でロープが張られ立ち入り禁止)南側をトラバース気味に行きました。
明神沢(徒渉)の後に登り返しがあったのには参りましたが、菅平牧場の直線道路からは今回登った根子岳・四阿山が2座並んで見えてとても素敵な眺めでしたね。
最高の天気に恵まれて、最高の展望を満喫できた素晴らしい山旅でした。