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2021.04.11
西上州・鍬柄岳~大桁山(836m) <群馬百名山> 2021年 4/10(土)
久しぶりに週末も好天に恵まれて、素晴らしい展望の岩山と春の西上州を満喫してきました。
鍬柄岳登山口 ミニ駐車場~鍬柄岳登山口~阿夫利神社~鍬柄岳(598m)~大桁山(836m)~川後石峠~大桁やすらぎの森~鍬柄岳登山口 ミニ駐車場
アカヤシオの季節だけに登山口のミニ駐車場はすでに4台ほどの車が停まっておりました。
登山口から少し歩くと阿夫利神社があり、谷筋の急な登山道となりました。
上の林道に出るまでが意外と長く感じます。
林道に出れば岩壁基部まではほんの一登りでした。
小広場にて休憩しハーネス・確保用スリングなどの装備品を装着しました。
ここから山頂までは標高差約70m、すぐにステンレスの鎖場が始まります。
長さにして約100m、これほど長い鎖場はめったにありませんね。
右上に斜め上に繋がっていて、時々真上にも伸びています。
右下は絶壁、高所恐怖症の方は体が固まりますが、気にならない方は爽快な気分になれます。
斜上が終わると痩せ岩稜が西に延びていて、そこを辿ればポールがたっている山頂です。
標高は598mしかありませんが、周りが全て絶壁ですので展望は360度、とても低山とは思えない景色が広がっていました。
下山は同じ道を慎重に下りました。
大桁山へは鍬柄岳の基部から南側をトラバースするように西の尾根に出てそのまま北西方向に向かいました。
途中、林道を2回横切り表参道といえる登山道に合流してからは丸太の階段の多い道となりました。
最後の急登を登りきると待望の山頂、群馬百名山の大桁山(836m)に到着しました。
展望は北と東側が開けていて表妙義と稲含山などが見渡せます。
帰路はミニ読図講習会という事で、廃道となった尾根ルートを川後石峠(606m)まで歩いてみました。
山頂からのベアリングは80度、先ずは小ピークを目指して登山道から外れていきました。
その後は尾根が2つに分かれているポイントを確認して右の尾根に、後は忠実にこの尾根を降りていきましたらドンピシャ川後石峠(606m)・変則
五差路にたどり着く事が出来ました。
その後は道なりに林道(一部ショートカット)を歩いてミニ駐車場に戻りました。
青空の下、岩峰・芽吹き・花・展望、そして読図講習会と盛りだくさんの楽しい山旅となりました。
※次回は、4/24(土)に西上州の笠丸山を予定しております。