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2021.09.07

上越:旧三国スキー場跡~稲包山(1598m) 2021年 9/5(日)





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靴慣らしと群馬県境を歩くシリーズの下見を兼ねて上越の稲包山(1598m・群馬百名山)に行ってきました。 稲包山は今回で3回目ですが、今まではいずれも群馬県の赤沢スキー場方面からのコース(上信越自然歩道コース・ムタコ沢コース)でしたので、新潟県側から登るのは初めてでした。

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旧三国スキー場跡(1150m)~湯之沢(徒渉)~県境稜線分岐~三坂峠(1455m)~西稲包山~小稲包山~分岐~稲包山(1598m)~分岐~小稲包山~西稲

包山~三坂峠~県境稜線分岐~湯之沢(徒渉)~旧三国スキー場跡




標高差約450m・行動時間は5時間15分でした。

秋雨前線が南下するという事で多少の晴れ間を期待して行ったのですが、山頂で薄日が差したくらいで展望は全くありませんでした。



最初の難関は湯之沢の徒渉でした。

以前は丸太橋があったようですが、流されてから久しく飛び石伝いの徒渉となりました。

水量が多い場合は登山靴を脱ぐ事になるでしょう。

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この後は小さな沢を2つほど横切ると尾根の急登になります。

一頑張りで傾斜が緩んでくれば間もなくで県境稜線に登り詰めます。

ここが分岐で右は白砂山、左が稲包山となります。

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ここまでくれば標高も1480mくらいですので山頂まで200m強になりますので稜線漫歩といった感じでした。

群馬県側は樹木も少なく展望が良さそうでしたが、ガスっていて真っ白、何も見えませんでした。

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西稲包山~小稲包山を越えると間もなく分岐があり急登5分で待望の稲包山山頂に到着しました。

展望を期待してちょっと待ちましたが、薄日は指したものの眺望は全くありませんでした。

止む無く下山、12時30分くらいには旧三国スキー場跡の駐車スペースに戻れました。

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頃なコースで晴れていれば、かなりの展望も期待できるコースですね。

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PS 三国峠~三坂峠の間は平成12年に慶応義塾大学のワンダーフォーゲル部が刈り払いしてくれたお蔭で大変歩きやすくなったそうです。

  感謝感謝ですね。





次回はちょっと長めのコース、奥四万湖~赤沢峠から歩いてみたいですね。



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2021.09.01

上信・桟敷山(1931m)~小桟敷山(1852m) 2021年 8/29(日)

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またまた登山靴慣らしでハイキング的な山に行ってきました。 湯ノ丸山の東にある桟敷山(1931m)です。 前から多少気になっていた山でしたが、地味そうでしたので行く機会がありませんでた。

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桟敷山登山口駐車場(1600m)~分岐~頂上台地分岐~桟敷山(1931m)~頂上台地分岐~展望台(展望岩)~(新道・破線コース)~鞍部~小桟敷山分岐

~小桟敷山(1852m平頂)~小桟敷山分岐~せんべい平~分岐~桟敷山登山口駐車場

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嬬恋村から地蔵峠に向かって走って行き、旧鹿沢温泉(紅葉館)を越えて少し行くと左に林道(桟敷林道)があります。

この林道に入ってすぐ左に桟敷山登山口駐車場(1600m)がありました、駐車スペース20台くらいです。

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ここから登山開始、山頂まではコースタイムで50分、シラカバ・ダケカンバ・カラマツなどの樹木が多い登山道です。

頂上台地まで上がるとなだらかになり笹も多くなりました。

頂上台地分岐から一登りで桟敷山の山頂に到着。

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展望は北面が開けていて目の前に四阿山・根子岳、その左に遠く妙高山・火打山なども見えました。

草津白根山~白砂山~谷川連峰は雲が多くはっきりとは見えませんでした。



展望台は大きな岩が2つあり湯ノ丸山・西篭ノ登山・湯ノ丸スキー場などが綺麗に見えました。

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ここからの新道の下りはかなり急で、まだしっかりした踏み後が出来ていない感じでした。

ただコース沿いにロープが張ってありましたので、注意していけば道に迷う事はないと思います。

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小桟敷山はだだっ広い平頂山で西篭ノ登山が目の前に見えました。

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帰路に立ち寄った せんべい平 はお花畑になっていてとても綺麗なところでした。

また アサギマダラの里 という事でチョウチョに興味のある方にとっては有名なところの様です。

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折しもアサギマダラが来ている季節に当たり、沢山のアサギマダラを見る事が出来ました。

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PS 今回は靴づれ防止クリーム・プロテクトJ1(アースブルー社)を試しましたが中々の効果があったようです。

絶対標高差331m・行動時間3時間30分と短い行程でしたが、くるぶしの痛みはかなり軽減したようです。

あと1~2回試してみようと思っています。



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2021.08.23

上信・峰の茶屋~小浅間山(1655m) 2021年 8/22(日)

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靴慣らしのために群馬県境近くにある小浅間山に行ってきました。 厳密にいえば群馬県境より少し南側にあるので長野県軽井沢町の山と言えます。 標高差249m、登りのコースタイムは僅か45分ですので、正にハイキングの山でした。

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高校生の時に峰の茶屋(1406m)から浅間山に登りましたが、その時もすぐ横に小浅間山はあったのですが、全く眼中にはありませんでした。
そもそも2600m級の山に登るのに1600m級の小山は登りませんよね。

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こんな時でもないと小浅間山に登る機会はないので、期待もせずに行ってみました。

歩き始めは東大火山観測所・気象庁の雨量観測所の横を通り、防災無線所のある馬返しまでは遊歩道といった感じでとても整備された道でした。

このまま真っすぐ進めば浅間山山頂に至りますが、長らく登山禁止になっています。

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さて、ここから急角度に右折してザレ場の急登になります。

トラバース気味に右上して行きますが、三角点のある本当の山頂は途中からやや左方向に進みます。

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ただし踏み後は、小浅間山という標識のある展望の良いピーク方向についていますので、皆さんそちらに歩いて行きます。

こちらはザレ地の広々としたピークで展望は抜群でした。

風も強く景色はとてもスッキリしていました。

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眼前には大きな浅間山はもちろんですが、浅間隠山~鼻曲山、そして眼下には軽井沢町の後ろに妙義山や西上州の山々が見渡すことが出来ました。

想像していた以上に素晴らしい景色です。

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このピークがだだっ広く丸くなっていますので、北アルプスの双六岳の下りのだだっ広い尾根から見た槍ヶ岳の景色を思い出しました。

1時間足らずでこの景色は贅沢ですね。

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ススキも咲き初めて、秋の気配を感じる事が出来た素敵なハイキングでした。

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PS 登山靴(スポルティバ)は大分良くなりましたが、まだ右のくるぶしが当たります。
もう少し靴慣らし登山を続けようと思っています。




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2021.08.07

群馬県境 第30回 (栃木/福島県境) <大清水~物見山~鬼怒沼山~小松湿原(泊)~黒岩山~赤安山~尾瀬沼~大清水> 2021年 7/22(木祝)~24(土)

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群馬県境を歩くシリーズも第30回目を迎えていよいよ栃木県境を全走破する日がきました。 第1回が桐生市・足利市の市境/県境の白葉峠から仙人ヶ岳でしたから随分と歩いたものです。 記録を見ると2015年の4/19(日)ですので既に6年の月日が流れているのですね。 やはり県境の全走破400㎞は大変な事だと改めて感じました。

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7/22(木) 大清水(1180m)7:10発~根羽沢金山跡~湯沢(徒渉)~物見山(毘沙門山 2113m)12:30 12:40m~鬼怒沼(避難小屋)13:20 13:35~分岐14:10~鬼怒沼山(2141m△)14:25 14:35~分岐~鬼怒沼林道トンネルの上~2069m点~2055m点~小松湿原周辺(水場1995m手前の2040m付近にテント泊)16:50着  ※行動時間:9時間40分


7/23(金) 小松湿原周辺7:30発~2021m点~分岐(2055m)8:45 8:55~黒岩山(2163m)9:45 10:05~分岐~2019m点~1981m点~赤安山(2051m△)北の巻道~1878m点(鞍部)~袴腰山(2042m)北の巻道~送電線の下(草原状)15:25~小淵沢田代~1911m点(北の巻道)~尾瀬沼・長蔵小屋(1660m泊)16:50着
※行動時間:9時間20分


7/24(土) 尾瀬沼・長蔵小屋(1660m)8:20発~尾瀬沼山荘~三平峠(尾瀬峠)~岩清水~一ノ瀬休憩所(1420m)10:10 11:30=(低公害バス)=大清水(1190m)10:40着  ※行動時間:2時間20分




今回のレグも大変地味なコースなのですが、憧れの鬼怒沼山(2141m)に登れるので大変楽しみにしておりました。

それと言うのも、鬼怒沼山は個人的に群馬百名山の百座目になる山だったのです。

やりました! 群馬百名山完登しました。 祝・祝・祝!!!

※因みに、鬼怒沼山は栃木百名山・関東百名山でもあります。





他に目ぼしい山は、物見山(2113m)と黒岩山(2163m)くらいでしょうか。

※因みに、黒岩山は栃木百名山に選ばれております。




久々のテント泊縦走で荷物も重く、おまけに新調した登山靴(スポルティバ)が靴づれを起こし、また毎日雷雨に見舞われてかなり厳しい県境を歩くシリーズになりました。


入山前日も雷雨だったようで、いきなり湯沢を横切るところでは靴を脱ぎ、裸足の徒渉となりました。

その後は物見山まで一本調子の急な尾根が続きました。

標高差は1000m以上ですので、重い荷物もあり結構へばりました。

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途中から雨が降り始め、鬼怒沼湿原も小雨交じりでしたので鬼怒沼巡視小屋(避難小屋)で小休止。

単独行の方と情報交換をしましたが、彼は鬼怒沼山登頂後、縦走は見合わせて戻ってきて、この日は巡視小屋に泊まると言っていました。

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私達は予定通りに出発、途中からザーザー降りの雨になり雷もなり始めました。

これ以上悪化したら巡視小屋に戻ろうと思っていましたが、何とか小康状態が続き分岐に着いた時には雨は上がり始めていました。

そして遂に群馬百名山の百座目・鬼怒沼山に登頂しました。

樹林に囲まれていて展望は皆無、かなり地味な群馬百名山でしたが満足度は100%でした。

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その後はピークを3つほど超えて今宵の宿泊地・小松湿原手前の2040m地点の平坦地に到着しました。

既に単独行の方がタープを張っていましたが、他に登山者はなく2パーティーだけでした。

小松湿原の水場はここから登山道を10分くらい下った所にありましたが、当日は場所が分からず、持参した水だけで夕食・朝食を作りました。

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初日で大分疲れたせいか出発もかなり遅くなりました。

水場で2Lの水を補給、また重くなったザックを背負っての縦走です。

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黒岩山への分岐は道標がありすぐに分かりました。

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いったん栃木県側(東)に大きく回り込んでから県境尾根に戻りその後、北上して山頂に至りました。

いわゆる破線コースで藪・岩・急登があり短いながらも厳しいピッチでした。

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山頂からの展望は今回のコースで一番のものでした。

北西に燧ヶ岳、北東には帝釈山などが間地かに見え、南には日光白根山や燕巣山(つばくろすやま)~四郎岳などが確認できました。

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本当は、ここから藪漕ぎをして群馬・栃木・福島の3県境のピークに行く予定でしたが、靴づれがひどく、おまけにコメツガの密藪を見て戦意喪失、あっさり諦めて来た道を戻りました。

ここからの縦走が本当に大変でした。

何しろ、足を一歩出すたびに痛みが走るので苦痛・苦行が丸一日続きました。

お蔭で赤安山の三角点も飛ばして、ただ歩くのみでした。

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小淵沢田代手前からまたしても雷雨、カッパの上下を着て黙々と歩きました。

最後の1911mピーク北から長蔵小屋までの下り(250m)が本当に長く感じました。




最後はかなりピッチを上げたのですが、午後5時近くになってしまいました。

長蔵小屋ではかなり心配していたようで、尾瀬沼ヒュッテのスタッフと連絡を取っていたようでした。

このピッチは倒木が非常に多く、コースタイム以上に時間がかかる場合がありますので早朝の出発を心掛けた方が良いですね。

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何はともあれ、栃木県境を完全走破する事ができて大変幸せです。

既に福島県境は走破完了していますので、これで栃木県境・福島県境は終了しました。

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残るのは新潟県・長野県・埼玉県の3県となりました。

栃木県境~福島県境の総距離が約100㎞ですので残りが300㎞ですが、既に長野県境・埼玉県境などかなり歩いていますので全体の残りは200㎞弱くらいかと思います。

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それでもまだ半分か、まだまだ長い道のりですが、行ける所までは行きたいと思っています。



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2021.07.18

武尊神社~上州武尊山(2158m) <日本百名山> 2021年 7/17(土)

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夏の北アルプス・蝶ヶ岳に備えて体力強化を目的に上州武尊山に行ってきました。 当初は7/10(土)の予定でしたが、天候不順で一週間延ばして7/17(土)としました。 結果的にこれが功を奏して、前日に梅雨明けの発表があり夏空の下での登山となりました。

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武尊神社西の駐車場(1100m)~林道終点 駐車スペース(1190m)~分岐~須原尾根の分岐~手小屋沢避難小屋~上州武尊山(2158m)~手小屋沢避難

小屋~須原尾根の分岐~分岐~林道終点 駐車スペース~武尊神社西の駐車場

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天気は最高でしたが、下界では35度の猛暑日となり山の上でも相当な暑さとなりました。

また登山客も大勢出かけてまして、林道終点の駐車スペースは満杯となり武尊神社西の駐車場から歩く事になりました。
※これでコースタイムで1時間5分プラスとなってしまいました。

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暑さと途中に出てくる岩場・鎖場で中々ペースが上がらず、予定よりだいぶ遅れての登頂となりました。

午後1時頃の登頂だったと思います。

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展望は360度、谷川連峰~巻機山~越後中ノ岳~平ヶ岳、近くでは至仏山~燧ヶ岳、日光白根山、赤城山、榛名山などなど、名だたる日本百名山も沢山見る事が出来ました。

朝方は富士山も見えていたようですが、私達が登頂したときは雲が湧いてきて見えませんでした。

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高山植物はこれといって無く、ゴゼンタチバナ・マイズルソー・旬を過ぎたシャクナゲが目立ったくらいでしょうか。

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帰路も同じコースを下りましたが、岩場・鎖場が4箇所、暑さによる疲労でペースがあがらず結構な長時間行動となりました。

さすがに下の林道に出た時はホットしましたね。

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行動時間は約10時間30分かかりました。

暑さがあったとはいえ、ちょっと掛かり過ぎでした。


夏山に向け、もう一段の体力アップに取り組みましょう。



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2021.07.11

赤城山:外輪山縦走(出張山~薬師岳~黒檜山~駒ヶ岳~鳥居峠) 2021年 6/20(日)

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新調した登山靴の試し履きとトレーニングを兼ねて赤城山に行ってきました。 ちょっと長く歩きたかったので外輪山の縦走をしてみました。 
主に大沼の北と東にある外輪山で薬師岳~黒檜山~駒ヶ岳を結んだラインです。

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沼尻(1345m)~出張峠(1410m)~出張山(1475m)~野坂峠~薬師岳(1528m)~陣笠山(1495m)~足柄山(1475m)~五輪峠(1455m県道沼田赤城線)~黒檜山登山口(1360m)~黒檜山(1828m)~駒ヶ岳(1685m)~篭山(1435m)~鳥居峠(1395m)~覚満淵(1360m)~大洞(1355m)~赤城少年自然の家~沼尻

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スタート地点は大沼の東にある沼尻です。

ここは大沼から流れ出る沼尾川の源流点にあたり、関東ふれあいの道の起点でもあります。

最初は関東ふれあいの道をちょっと歩き、出張峠から関東ふれあいの道を離れ本本格的な外輪山の縦走になります。

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出張峠まで上がれば、五輪峠までの尾根はアップダウンは比較的少なく歩きやすい道でした。

五輪峠からいったん県道を下り、黒檜山登山口まで行くのがもったいなかったですね。

雪の季節ならば群界尾根をダイレクトに登り猫岩の上まで行けそうです。

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後は最高峰の黒檜山~駒ヶ岳までは一般的な登山道です。

駒ヶ岳の南にある駒ヶ岳登山口への下降点を見送り、そのまま南進して篭山~鳥居峠に向かいました。

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この道は以前は破線ルートでしたが、頻繁に歩かれるようになり現在は実践ルートに格上げされたようです。

ただし篭山から鳥居峠に降りる所は、不明瞭な個所や岩場もありますのでちょっと注意が必要でした。

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鳥居峠からは、覚満淵を散策して大洞~赤城少年自然の家経由で沼尻まで戻りました。

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先ず先ずの距離があるコースになりトレーニングには良いルートでした。

ただし大沼南岸の道路を歩くレグは膝・腰には良くないですね。




も少し時間・体力があれば、鳥居峠から小地蔵~地蔵岳と縦走して沼尻に戻る、大沼一周の外輪山コースが完結します。

次回はこのコースにチャレンジしようと思います。



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2021.07.05

天神尾根~谷川岳(オキの耳1977m) 2021年 6/27(日)

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山ガールネットとトラベルギャラリーのコラボ企画で谷川岳に行ってきました。 谷川岳は小学校の時に初めて登り、その後も何度となく通い、今では100回以上来ている最多登頂の山です。 季節・コースを変えればその都度新しい発見があり、私にとっても近くて良い山です。

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今回は山ガールネット企画でしたので、総勢10数名のパーティーで私だけが男性でした。

つまり他は全員女性という事になります。

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一見たいへん幸せなガイド登山なのですが、やはり女性だけは大変ですね。

特にトイレの問題が一番です。

今回は幸いにして、肩の小屋のトイレ渋滞はゼロでしたので助かりましたが、前回は30名くらいの行列待ちに会いました。

悪天候がわざわいして登山客が圧倒的に少なかったからですね。

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展望は、スタート時には谷川岳・白毛門~笠ヶ岳~朝日岳などが見えましたが、後は曇り・霧と全く見えませんでした。

また、肩の小屋手前には小さいながらも雪渓が残っていて、ちょっと緊張しました。

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花だけは季節がら色々見る事が出来ました。

タニウツギ・ナナカマド・イワカガミ・アカモノ・キンポーゲ・ハクサンコザクラ・ハクサンチドリ・ハクサンイチゲ・キバナノコマノツメなどなど素晴らしい色を見せてくれました。

シラネアオイは終わっていたようでした。

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展望は望めませんでしたが、静かな山歩きが出来たので良しとしましょう。

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次回は好天の日に、1~2ランク上の西黒尾根コースから登りたいですね。




山ガールネットとトラベルギャラリーのコラボ企画で谷川岳に行ってきました。

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2021.06.13

栃木・石尊山周辺(486m) <岩登り講習会> 2021年 6/12(土)

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今年2回目の岩登り講習会で足利市の石尊山に行ってきました。 石尊山が500m弱の山ですので、さすがに暑かったですね。 最近は群馬県の会員さんが殆どですので日和田山や天覧山(埼玉県)に行く事は少なくなりました。 石尊山ですと家から下道でも1時間強くらいですので大変便利です。

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叶花集会所 駐車場~石尊神社奥宮・南西稜下部<実践岩登り講習会>~叶花集会所 駐車場

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今回は初めての方と2回目の人達でしたので、基本を中心に一から行いました。

カラビナの特性から始まって、8の字結び・ガースヒッチなどの基本的な結び方、フットホールドの置き方などなど。

Ⅲ級程度の岩場の登り降り、下りは最初はクライムダウンでやってもらい、慣れてきた処でロアーリング(テンション)で降りてもらいました。

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生まれて初めてのロアーリング(テンション)は結構な勇気が必要ですね。

いきなり絶壁にぶら下がる事は普通の人にとっては大問題ですよね。

確保をしている人を信用できなければ、出来る事ではありません。

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皆さん何とかぶる下がる事に成功、慣れてくると逆に楽しくなってくる方もいますね。

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その後は、懸垂下降の練習です。

最初は平らなところでセットの練習、次はセルフビレイを取ってから一連の流れでセットしてからの下降開始までの練習。

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十分に下で練習してから、いざ本番 崖の上に移動。

同じ事をやるのですが、高度感があると今まで出来ていた事も出来なくなります。

落ち着いて、先ずはセルフビレイを取ってから作業(セット)開始、セット完了後は試しに荷重をかける事(チェック)が重要です。

万が一セットが間違っていても、まだセルフビレイを取っていますから墜落する事はありません。

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最後にセルフビレイを外して懸垂下降の開始です。

セルフビレイを外す時は絶対にロープの押さえ手を離してはいけません。

当たり前の事なのですが、実際に離してしまう人が沢山います、要注意です。

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午後は実践的なロープワークを行いました。

4人のパーティーで3ピッチほどⅢ級程度の岩稜を登ってみました。


2番目と3番目の方はランニングビレイ(ヌンチャク)通過時にロープの架け替えが必要ですし、4番目(ラスト)の方はヌンチャクなどのギアの回収の仕事もあります。

3人が息を合わせて登る事が大切ですね。

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3ピッチ登ると結構な展望が開けてきて、風も加わり爽快な気分になりました。



下りは登り以上に慎重に下り、最後にもう一度 懸垂下降でおりて終了と致しました。

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岩登り講習会は一回出たくらいでは、覚えきれません。

結び方一つをとっても沢山ありますし、トップロープでの確保・トップの人への確保・セカンドへの確保、支点の作り方などなど覚える事は山ほどあります。




時間を見つけては、少しづつステップアップしていきましょう。



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2021.06.08

北秩父・鐘撞堂山(330m) <読図講習会> 2021年 6/6(日)

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コロナ過で当初は1月に実施する予定でした読図講習会を5か月遅れで、やっとこ催行する事が出来ました。 場所は埼玉県寄居町の北にある関東百名山の鐘撞堂山です。 標高差も200m弱と読図講習会を行う上で無理なく歩ける格好の名低山です。

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霧ヶ谷津池 駐車場~北コース~鐘撞堂山(330m)~西コース~霧ヶ谷津池 駐車場

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登山に必要な技術は色々とありますが、読図(地図読み)は大切な技術の一つです。

昨今はGPSの普及で紙の地図など必要ないなどと考えている方も多いようですが、GPSは電波が届かなかったり、電池切れなどで見る事が出来なくなる場合も多々ありますし、そもそも現在地だけ分かっても周りの地形が理解できないようでは本当の読図はできません。

やはり基本的な読図力は身に付けておかなければならない技術・知識ですね。

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今回は全員が初めての読図講習会という事で地図の降り方・たたみ方から行いました。

磁北線は各自で引いてきて頂きましたが、分度器が無い場合は三角関数・タンジェントθなどを使いちょっと面倒になりますね。

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さて、読図の基本は磁北線の理解と地形の理解の2つです。

磁北線とは磁石が指す北の事です。

関東近辺では7~8度で西にずれております。

北海道辺りでは10度以上ずれている所もあります。

何れにしましても登山での方位は磁方位を使う事が一般的です。

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地形に関しては等高線の形・込み具合などから地形を創造する分けですが、尾根と谷は一見しただけでは分かりません。

すぐ近くに山頂や三角点などを見つけて、尾根なのか谷なのかの判断をする事になります。

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色々な事がありますが、先ずは地図を正置(磁方位に合わせて正しくセットする)する事が基本中の基本です。


そして進むべきベアリング(目標とするピークへの磁方位)や標高差・歩く予定の地形などを創造・推測して出発しました。

今回は4人でしたので、各レグごとにリーダーになって頂き、上記の内容を説明してもらって出発しました。



これを各レグごとに登り・下りと一日中やっていく事になります。


要領が掴めれば、そんなに難しい事ではありませんが、初めてだと直ぐに分からなくなってしまいますね。

繰り返しの練習が重要です。

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講習後は、個人山行で山に行った時に、面倒がらずに、ちょこちょこと地図を出して正置・現在地の確認を行ってみて下さい。

そうすれば本当の読図力が身に付くと思います。



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2021.06.03

上州・大峰沼(1000m) 2021年 6/30(日)

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先日の日曜日に、ちょっと時間ができたので散歩がてら大峰沼まで歩いてきました。 大峰沼は群馬百名山の大峰山(1254m)の南麓にある沼で浮島やモリアオガエルの生息地として有名な沼です。

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大峰沼登山口(870m)~大峰沼(1000m)~古沼~大峰沼登山口

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自宅から下道で1時間半くらいで大沼登山口駐車場に行けます。

上毛高原駅からは国道291号線~県道272号線を使い15分くらいで到着しました。



駐車場は合わせて20台くらいは停められ、案内板・トイレなども設置されていました。

今回は2台ほど駐車していましたが、いたって静かなところでした。

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山には登るつもりはありませんでしたので、正にノンビリハイクです。

新緑が美しく誰とも会わない静かな散歩となりました。



標高差130m、30分くらいで大峰沼に到着しました。

標高約1000m、軽井沢と同じくらいです。

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昔は湖畔にキャンプ場があったようですが、今は古くなったバンガローと炊事棟のような建物が残っているのみです。

湖畔一周のルートは閉鎖中で歩く事はできませんでした。

本州最大の浮島がありますが、島なのか半島状になっているのか、はっきりとは分かりませんでした。

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沼の西側には大峰山へと続く尾根があり、キレットというチョットした難所(たしか鉄梯子)があったと思います。

高原の散歩道といった遊歩道でしたが、家の近所を散歩するよりは良いですね。

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本格的に歩きたい場合は、ここを起点にキレット経由で大峰山(1254m)~吾妻耶山(あずまやさん1323m)に登り(2座とも群馬百名山)、帰路はノルンスキー場~林道経由で戻れば5~6時間の中級者向けコースになると思います。


真夏は歩きたくないですが、秋から春にかけては良いコースになると思います。



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