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2022.06.22
谷川連峰・白毛門(1720m) 2022年 6/18(土)
未だに足に馴染まない登山靴の慣らしとトレーニングを兼ねて白毛門に行ってきました。 元気だったら笠ヶ岳まで足を延ばそうと考えていましたが、体調が今一つに加えて非常に蒸し暑い日(前橋は33度?)だったので、白毛門までとしました。
白毛門登山口駐車場(690m・無料・60台)~1154m点~松ノ木沢の頭(1484m)~白毛門(1720m)~松ノ木沢の頭~1154m点~白毛門登山口駐車場
絶対標高差:1030m
駐車場についてビックリ、8時頃でしたが既に満車状態でした。
嫌になって帰ろうとしましたが、せっかくここまで来たのだから松ノ木沢の頭くらいまでは歩こうと気を取り直して、無理やり駐車して出発しました。
考えてみると、コロナ過が落ち着いてきて凄い人数が山に来ているようです。
松ノ木沢の頭までは樹林帯で風もなく非常に蒸し暑い登りとなりました。
半袖のポロシャツは汗でびっしょりとなり、顎からも汗が滴る様でした。
熱中症にならないようにユックリ歩きで松ノ木沢の頭に到着しました。
この辺から森林限界となり、風も出てきて展望も広がってきました。
標高差もあと200m強ですので気分もだんだん上がってきました。
マチガ沢・一ノ倉沢・幽ノ沢などの景色を見ながらの稜線漫歩となりました。
高山植物(タニウツギ・イワカガミ・アカモノ・紅サラサドウダン・フデリンドウ・コブシ・ムラサキヤシオなど)も出てきて飽きさせない登山道となり快適でした。
山頂まで来ると、当初の目標だった笠ヶ岳や朝日岳方面も見えて素晴らしい展望でした。
谷筋には雪渓が残り、さすがに豪雪地帯・谷川連峰だなといった感じでした。
山頂で超ユックリ休み、下山と致しました。
何人か登山者と話しましたが、笠ヶ岳はもちろん、朝日岳まで往復してきたという方々も多く、最近は本格的な登山者が増えてきている様でした。
白毛門は駐車場が大きくて無料なのでトレーニングには打ってつけの山です。
※ここが満車になったのは初めての経験でした。
他にも白毛門沢や東黒沢・銭入れ沢など沢登りのルートとしても有名な沢があり、残雪期も交えると多彩なコースを有する山といえます。
白毛門沢・タラタラのセン(15m大滝)
東黒沢・ハナゲの滝(70mナメの大滝)
次回は涼しくなって草紅葉でも見ながら、今度こそ笠ヶ岳まで足を延ばそうと考えています。
2022.06.11
栃木 那須連峰・茶臼岳 & 三本槍岳 縦走 <日本百名山> 2022年 6/4(土)~5(日)
昨年の秋に計画した那須連峰にやっと行く事ができました。 昨秋はコロナ過で他県への移動が制限されていましたので、仕方なく新緑の季節となりました。
6/4(土) 那須ロープウェイ 駐車場~峠の茶屋 駐車場~峰の茶屋跡避難小屋~茶臼岳(1915m)~山頂駅上の分岐~牛ヶ首~姥ヶ平~沼原・三斗小屋
分岐~沼原分岐~三斗小屋温泉・煙草屋(泊)
6/5(日) 三斗小屋温泉・煙草屋~3本の沢の徒渉~大峠~須立山の分岐~三本槍岳(1917m)~北温泉分岐~隠居倉の分岐~朝日岳(1896m)~剣が峰~
峰の茶屋跡避難小屋~那須岳 峠の茶屋 駐車場~那須ロープウェイ 駐車場 ※絶対標高差:632m
峠の茶屋 駐車場に着いてビックリ! 167台駐車できる大駐車場が満車、仕方なく戻って那須ロープウェイの駐車場に停めて下から歩き出しました。
新緑の時期でもこの混雑ですので、秋は渋滞でこの駐車場にたどり着けないかもしれませんね。
そういう意味では初夏に延期になって正解かもしれませんでした。
さて、天気は初日は晴れ、2日目も晴れのち曇りと想像以上に良い天気となりました。
やはり晴れ女がお二人いたお蔭のようです。
茶臼岳からは遠く故郷の山・日光白根山や燧ケ岳・会津駒ヶ岳なども見えて最高でした。
2日目の鏡ヶ沼展望所(1826m)からは磐梯山と猪苗代湖が大きく見えたのには感動しました。
花は、イワカガミ・ニリンソウそして沢山のムラサキヤシオを見る事ができました。
お目当てのミネザクラは旬は過ぎていましたが、2本の満開の桜を見る事ができました。
新緑、ツツジそして残雪もありバラエティーに富んだ景観を楽しむ事ができました。
もう一つの楽しみだった、三斗小屋温泉・煙草屋旅館も最高でした。
露天風呂は2つに仕切らていて、思っていたよりも広かったですね。
濁り湯で、展望も西方が開けていて、流石山~大倉山~三倉山(1888m)方面が素晴らしい景色になっていました。
この景色は谷川岳の南面にどこか似ている感じがしました。
さて、3日目はまずは大峠(稜線)まで登るのですが、最初はどんどん下ってしまいます。
赤岩沢~中ノ沢~峠沢と三本の沢を徒渉しますが、最低点は1285m(中ノ沢)まで降りてしまいます、もったいないね。
徒渉がどれも飛び石伝いですので、増水時は避けた方がいいですね。
大峠まで登れば後は稜線伝いに縦走です。
常に右前方に三本槍岳を眺めながら、北方には飯豊連峰~磐梯山・吾妻連峰~そして阿武隈山地などが良く見えました。
また鏡ヶ沼展望所(1826m)からの、鏡ヶ沼と旭岳(赤崩山 1835m)はとてもカッコいい景色でしたね。
そして那須連峰の最高峰・三本槍岳(1917m)に登頂、沢山の登山者がおりました。
万歳・万歳・万歳!!!
後は朝日岳に登って下山となりました。
朝日岳はミニ穂高とも呼ばれていて、蛇紋岩の岩山です。
那須連峰には珍しい岩場・鎖場が続くところがあり注意が必要でした。
朝日岳に登るころから雲が出始めて、ちょっと心配しましたが雨にはならず無事に降りてくる事ができました。
大人気の那須連峰、温泉あり花あり火山ありで最高の山旅でした。