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2022.03.27
奥武蔵・関八州見晴台(771m)<展望の早春ハイク> 2022年 3/26(土)
前回の上州吾妻耶山は2m近い雪山でしたが、今回は積雪の全くない奥武蔵のハイキングコースに行ってきました。 奥武蔵ロングトレイル(105km)の途中のピークでもある関八州見晴台(711m)です。 ここは高山不動尊の奥の院でもある展望の埼玉百名山です。
天気は不安定で2つの低気圧に挟まれていまして、荒れ模様(下山時に雷が鳴りました)でしたがカッパを着ることなく歩く事が出来ました。
道の駅 果樹公園あしがくぼ (西武秩父線 芦ヶ久保駅)==西吾野駅~萩の平コース登山口~萩の平茶屋跡~高山不動分岐~関八州見晴台(771m)~
高山不動~わたど橋~大窪峠~休暇村 奥武蔵(旧あじさい館)~西吾野駅==道の駅 果樹公園あしがくぼ (西武秩父線 芦ヶ久保駅)
萩の平コースの登山口周辺には大きな駐車場がありませんので、芦ヶ久保駅に駐車して電車で西吾野駅まで移動してから歩き出しました。
里山ですので危険なところはありませんが、絶対標高差は563mあり、天神平~谷川岳とそんなに変わりませんし、距離も10.5㎞ありましたのでそれなりに疲れました。
コースタイムで4:50のところを行動時間5:00で歩きましたので、かなり早いペースで歩いたようです。
雨が心配で知らず知らずのうちにペースが上がってしまったようです。
稜線上は時に10m近い風も吹き肌寒い感じもしましたが、谷筋で無風だと逆に暑く感じました。
展望は今一つでしたが、両神山や奥多摩の山々は見えていました。
早春ハイクという事でしたが、本格的な春には遠く、花は梅・河津桜・ミツマタ・タチツボスミレくらいだったでしょうか。
帰路に立ち寄った「高山不動尊」は飛鳥時代の白雉5年に(654年)に創建された真言宗の古刹で、千葉・成田不動尊、東京・高幡不動尊とともに関東三大不動の一つとされるお寺だそうで荘厳な佇まいを見せてくれました。
また境内にある樹齢800年といわれる大銀杏(子育て銀杏・乳イチョウ)も見事でした。
次回はこの銀杏が黄色に色ずく秋に訪れてみたいですね。
2022.03.07
上州・吾妻耶山(あずまやさん1341m) <雪山中級・群馬百名山> 2022年 3/5(土)
2回目の雪山でノルンスキー場の北西にある群馬百名山・上州吾妻耶山に行ってきました。 余りメジャーではありませんが、それだけに自分達だけの静かな雪山が楽しめる山です。
仏岩ポケットパーク(800m)~仏岩峠(赤谷峠)~仏岩~1090m峰~北西尾根~窪地~大峰山分岐(東峰と西峰の鞍部)~吾妻耶山(1341m)~大峰山分岐
~窪地~仏岩峠~仏岩ポケットパーク
駐車場に着くと既に数台の車があったのでラッセルは無いかと期待しましたが、彼らは全員 阿能川岳(最も難しい群馬百名山の1座)に登っていった様でした。
お陰様で、吾妻耶山は全く私達だけとなってしまいました。
夏のコースタイムでは僅か2時間30分くらの山ですが、往復で7時間を要しました。
雪山は予想が立ちませんね。
トレースはゼロ、先頭を歩くと気分は最高ですが、体力も最高にたくさん必要となります。
雪質に合わせてワカンを履いたり、トラバースや急な痩せ尾根ではアイゼンに履き替えたりと工夫しましたが、潜るときはズボズボ入り体力の消耗は極限近く?に達しました。
前回登った時は8合目までラッセルがあり(ラッセル泥棒)今回よりは大分楽でしたが、今回全て私達だけでラッセルしてみて本当の雪山を体験したという実感がわきました。
下りの急斜面と1090m峰のトラバースは危険だったので、アンザイレン(ロープでつなぐ事)して行動しました。
高温で雪が腐ってきた事も時間がかかった原因の一つだと思いますが、雪山は行ってみないと分からない事が多く、臨機応変の対応が必要ですね。
やはり一番必要なのは体力ですね、皆でガンガン鍛えていきましょう。