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2021.06.13

栃木・石尊山周辺(486m) <岩登り講習会> 2021年 6/12(土)

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今年2回目の岩登り講習会で足利市の石尊山に行ってきました。 石尊山が500m弱の山ですので、さすがに暑かったですね。 最近は群馬県の会員さんが殆どですので日和田山や天覧山(埼玉県)に行く事は少なくなりました。 石尊山ですと家から下道でも1時間強くらいですので大変便利です。

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叶花集会所 駐車場~石尊神社奥宮・南西稜下部<実践岩登り講習会>~叶花集会所 駐車場

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今回は初めての方と2回目の人達でしたので、基本を中心に一から行いました。

カラビナの特性から始まって、8の字結び・ガースヒッチなどの基本的な結び方、フットホールドの置き方などなど。

Ⅲ級程度の岩場の登り降り、下りは最初はクライムダウンでやってもらい、慣れてきた処でロアーリング(テンション)で降りてもらいました。

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生まれて初めてのロアーリング(テンション)は結構な勇気が必要ですね。

いきなり絶壁にぶら下がる事は普通の人にとっては大問題ですよね。

確保をしている人を信用できなければ、出来る事ではありません。

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皆さん何とかぶる下がる事に成功、慣れてくると逆に楽しくなってくる方もいますね。

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その後は、懸垂下降の練習です。

最初は平らなところでセットの練習、次はセルフビレイを取ってから一連の流れでセットしてからの下降開始までの練習。

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十分に下で練習してから、いざ本番 崖の上に移動。

同じ事をやるのですが、高度感があると今まで出来ていた事も出来なくなります。

落ち着いて、先ずはセルフビレイを取ってから作業(セット)開始、セット完了後は試しに荷重をかける事(チェック)が重要です。

万が一セットが間違っていても、まだセルフビレイを取っていますから墜落する事はありません。

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最後にセルフビレイを外して懸垂下降の開始です。

セルフビレイを外す時は絶対にロープの押さえ手を離してはいけません。

当たり前の事なのですが、実際に離してしまう人が沢山います、要注意です。

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午後は実践的なロープワークを行いました。

4人のパーティーで3ピッチほどⅢ級程度の岩稜を登ってみました。


2番目と3番目の方はランニングビレイ(ヌンチャク)通過時にロープの架け替えが必要ですし、4番目(ラスト)の方はヌンチャクなどのギアの回収の仕事もあります。

3人が息を合わせて登る事が大切ですね。

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3ピッチ登ると結構な展望が開けてきて、風も加わり爽快な気分になりました。



下りは登り以上に慎重に下り、最後にもう一度 懸垂下降でおりて終了と致しました。

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岩登り講習会は一回出たくらいでは、覚えきれません。

結び方一つをとっても沢山ありますし、トップロープでの確保・トップの人への確保・セカンドへの確保、支点の作り方などなど覚える事は山ほどあります。




時間を見つけては、少しづつステップアップしていきましょう。



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2021.06.08

北秩父・鐘撞堂山(330m) <読図講習会> 2021年 6/6(日)

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コロナ過で当初は1月に実施する予定でした読図講習会を5か月遅れで、やっとこ催行する事が出来ました。 場所は埼玉県寄居町の北にある関東百名山の鐘撞堂山です。 標高差も200m弱と読図講習会を行う上で無理なく歩ける格好の名低山です。

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霧ヶ谷津池 駐車場~北コース~鐘撞堂山(330m)~西コース~霧ヶ谷津池 駐車場

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登山に必要な技術は色々とありますが、読図(地図読み)は大切な技術の一つです。

昨今はGPSの普及で紙の地図など必要ないなどと考えている方も多いようですが、GPSは電波が届かなかったり、電池切れなどで見る事が出来なくなる場合も多々ありますし、そもそも現在地だけ分かっても周りの地形が理解できないようでは本当の読図はできません。

やはり基本的な読図力は身に付けておかなければならない技術・知識ですね。

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今回は全員が初めての読図講習会という事で地図の降り方・たたみ方から行いました。

磁北線は各自で引いてきて頂きましたが、分度器が無い場合は三角関数・タンジェントθなどを使いちょっと面倒になりますね。

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さて、読図の基本は磁北線の理解と地形の理解の2つです。

磁北線とは磁石が指す北の事です。

関東近辺では7~8度で西にずれております。

北海道辺りでは10度以上ずれている所もあります。

何れにしましても登山での方位は磁方位を使う事が一般的です。

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地形に関しては等高線の形・込み具合などから地形を創造する分けですが、尾根と谷は一見しただけでは分かりません。

すぐ近くに山頂や三角点などを見つけて、尾根なのか谷なのかの判断をする事になります。

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色々な事がありますが、先ずは地図を正置(磁方位に合わせて正しくセットする)する事が基本中の基本です。


そして進むべきベアリング(目標とするピークへの磁方位)や標高差・歩く予定の地形などを創造・推測して出発しました。

今回は4人でしたので、各レグごとにリーダーになって頂き、上記の内容を説明してもらって出発しました。



これを各レグごとに登り・下りと一日中やっていく事になります。


要領が掴めれば、そんなに難しい事ではありませんが、初めてだと直ぐに分からなくなってしまいますね。

繰り返しの練習が重要です。

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講習後は、個人山行で山に行った時に、面倒がらずに、ちょこちょこと地図を出して正置・現在地の確認を行ってみて下さい。

そうすれば本当の読図力が身に付くと思います。



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2021.06.03

上州・大峰沼(1000m) 2021年 6/30(日)

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先日の日曜日に、ちょっと時間ができたので散歩がてら大峰沼まで歩いてきました。 大峰沼は群馬百名山の大峰山(1254m)の南麓にある沼で浮島やモリアオガエルの生息地として有名な沼です。

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大峰沼登山口(870m)~大峰沼(1000m)~古沼~大峰沼登山口

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自宅から下道で1時間半くらいで大沼登山口駐車場に行けます。

上毛高原駅からは国道291号線~県道272号線を使い15分くらいで到着しました。



駐車場は合わせて20台くらいは停められ、案内板・トイレなども設置されていました。

今回は2台ほど駐車していましたが、いたって静かなところでした。

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山には登るつもりはありませんでしたので、正にノンビリハイクです。

新緑が美しく誰とも会わない静かな散歩となりました。



標高差130m、30分くらいで大峰沼に到着しました。

標高約1000m、軽井沢と同じくらいです。

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昔は湖畔にキャンプ場があったようですが、今は古くなったバンガローと炊事棟のような建物が残っているのみです。

湖畔一周のルートは閉鎖中で歩く事はできませんでした。

本州最大の浮島がありますが、島なのか半島状になっているのか、はっきりとは分かりませんでした。

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沼の西側には大峰山へと続く尾根があり、キレットというチョットした難所(たしか鉄梯子)があったと思います。

高原の散歩道といった遊歩道でしたが、家の近所を散歩するよりは良いですね。

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本格的に歩きたい場合は、ここを起点にキレット経由で大峰山(1254m)~吾妻耶山(あずまやさん1323m)に登り(2座とも群馬百名山)、帰路はノルンスキー場~林道経由で戻れば5~6時間の中級者向けコースになると思います。


真夏は歩きたくないですが、秋から春にかけては良いコースになると思います。



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