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2020.11.23

西上州・立岩(1265m) <関東百名山・群馬百名山> 2020年 11/21(土)

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10年振りに立岩に行ってきました。 前回は、荒船山から黒滝山への縦走計画でしたが、台風による登山道崩壊のため撤退となり、代替案としてすぐ南にあった立岩に登りました。 従って今回とは反対周りのコース取りでした。

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線ヶ滝奥の登山口~威怒牟幾(いぬむき)不動分岐~ガレ場~岩壁のバンドを左上(鎖・危険)~稜線鞍部~立岩(1265m)~展望台~鎖場の急下降~痩せ尾根~岩場(10m・鎖2本)~痩せ尾根~荒船山分岐~威怒牟幾(いぬむき)不動~線ヶ滝奥の登山口

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立岩は関東百名山ならびに群馬百名山に選ばれている岩峰で、西上州のドロミテと呼ばれています。

アプローチで走る県道星尾羽沢線の大上集落(星尾大橋)から見る景観が最高です。

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その昔、今のように鎖やロープで整備されていなかった立岩は、クライミングのできるベテランのみが許される山だったようです。

今回も立岩(西立岩・本峰)と東立岩のコルに抜ける岩壁のバンドの登行には緊張させられました。

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鎖は付いていますが、何しろ急傾斜、右は垂直に切れ落ちています。

おまけに落ち葉で足元が見えず、葉っぱや根っ子で結構滑ります。

加えて強風が吹き荒れていてゴーゴーという風切り音がいっそう恐怖心をあおっておりました。

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一日を通して一番の難所でした。

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山頂直下の下りや途中にあった10mくらいの岩場も難所ですが、高度感という点ではあまり気にならなかったと思います。



途中、時間がありましたのでショートロープ・スタカットでの登り・懸垂下降などの練習もしながら下山しました。


冬型の気圧配置による強風で稜線は寒いくらいでしたが、展望はその分スッキリとしていたと思います。



前回行けなった荒船山(経塚山)から黒滝山への縦走路、イデミや毛無岩がこっちも面白いよと言っている様でした。

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※ちなみに毛無岩の南壁は西上州最大で300mの高さがあり、昔はクライミングで登られていたそうです。

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2020.11.17

西上州・三ッ岩岳(1032m) 2020年 11/14(土)

DSCF5250 (2).JPGアカヤシオで有名な西上州のプチ岩峰・三ッ岩岳に行ってきました。 以前は登山口に小さな駐車場が一つだけでしたが、近年その手前に20台くらい停められる立派な駐車場が追加されてマイカー派にとっては便利になりました。

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三ッ岩岳登山口 駐車場(大仁田ダム駐車場)~南西鞍部~大岩(左から巻き)~分岐~三ッ岩岳(1032m)~竜王大権現~分岐~三ッ岩岳登山口駐車場(大仁田ダム駐車場)

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山頂付近に3つの岩峰がある事から三ッ岩岳と呼ばれているようです。

今回は大津から続いてきている尾根上の鞍部(コル)に登ってから山頂に立ち、帰路に竜王大権現を経由する周回コースとしました。

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絶対標高差は400m弱ですが、プチ岩峰だけあってちょっと危険なところも在りました。

急傾斜・岩場など5ヶ所くらい固定ロープが設置してありました。

一番大変だったのは大岩を左(北側)から巻くところでしょうか、しっかりしたロープがありましたが、ロープなしだと結構怖いかもしれませんね。


小さな山ですが、とにかく急なのでストックが無いと大変苦労します。


天候は申し分なく快晴・無風、最高の展望を楽しむ事が出来ました。

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近くの山は、次週に行く予定の立岩・経塚山、大岩・碧岩など、また長野県境近くのククリ岩・二子岩なども見えました。

遠くの山では日光白根山や上州武尊山などが雪化粧して見えました。

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今回は三ッ岩岳だけでしたが、体力のある方は近くにある烏帽子岳(群馬百名山)もセットで登ると充実した一日になるのではないでしょうか。

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2020.11.08

上州・子持山(1296m) 2020年 11/7(土)

DSCF5213 (2).JPG久しぶりに南の子持神社方面から子持山に登りました。 数年前までは3号橋付近の落石により林道が通行止めになっていてアプローチする事ができず、群馬天文台から登っていました。 通行止めが解除になったので出かけてみましたが、車で入れたのは6号橋駐車場まででした。

※昔は8号橋まで行けたと思います。

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6号橋駐車場~屏風岩~尾根道(新道)~稜線鞍部~獅子岩~柳木ヶ峰~子持山(1296m)~柳木ヶ峰~大ダルミ~6号橋駐車場

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6号橋までは入れれば殆ど登山口近くなので大変助かりました。



今回は屛風岩に登り、その後は獅子岩まで続く尾根道(新道)を歩いて主稜線の鞍部に抜けました。

初めて屛風岩に登りましたが、結構危険な道でした。

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トラバース個所には固定ロープが設置してありましたらが、岩稜の一ヶ所は手掛かりが乏しく緊張させられました。

獅子岩への尾根道は特に危険なところはなく紅葉が綺麗でした。

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主稜線手前は獅子岩(約100mの岩壁)の基部にあたり、たまたまフリークライマーが登っていましたので写真を撮らせてもらいました。

大きなスラブ岩壁でちょっと手ごわそうに見えました。

グレードは5.8で5~6ピッチのようですが、その迫力に圧倒されました。

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その後は獅子岩で展望を楽しんでから山頂を目指しました。
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この日は非常に暑く、途中からはずっとTシャツ一枚で歩きました。

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山頂から見えた谷川岳は雪化粧をしておりました。

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山頂から少し戻った展望のいい岩場でカップラーメンの昼食をとり大ダルミ経由で下山しました。

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今年の紅葉は今一つですが、子持山は中々良かったですね。

紅葉(もみじ)の赤とミズナラ・ケヤキなどの黄葉が素晴らしかったですね。


特に大ダルミから8号橋へ下る、護摩壇から下の沢筋は黄色と黄緑色のなんとも言えない色合いになっておりました。

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※子持山は年間を通して登れる山(冬季の屛風岩・獅子岩は危険)で、コースも多彩なのでその日の体調やメンバーに合わせて色々なコース取りが出来るのでとても便利な山です。

トレーニングの山として持って来いの環境がそろっています。

子持神社から登り、帰路に浅間~炭釜~二本木と回る周回コースを取れば相当なロングコースになります。



適度に岩場・露岩帯などもあり、飽きさせない素晴らしい関東百名山でした。



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